インデラルと仕事

インデラルについて コラム 社会不安障害ってどんな病気? 社会不安障害改善の記録

社会不安障害と仕事

2019/04/25

社会不安障害を抱えたまま仕事をするということはとても大変です。

それは何よりも、かつて僕自身が骨身に沁みて感じていたことです。

今回はそんな自らの経験を交えつつ、社会不安障害と仕事、というテーマでちょっとしたコラムのような文章を書いてみたいと思います。

大学時代に発症した社会不安障害

まず、僕が社会不安障害になった、というか初めてその「発作」を経験したのは、この体験記で書いているように、大学時代の授業で人前でプレゼンをした時でした。

あえて「発作」と書きましたが、それは本当にそう書く他に表現のしようのないものだったのです。

完全に頭はパニック状態で、手や足はガクガクと震え、声も震えて何を話しているのか自分でもよく分からない有様でしたし、このまま死んでしまうんじゃないかというほどに動悸が激しくなりました。

今ではかなりよくなったとはいえ、その時のことは決して忘れることは出来ないし、時々は夢に見たりもします。

それまでの僕は決して人見知りをするタイプでもなかったし、むしろ人前で目立つことが大好きなタイプの人間でした。

友人の間でもそういうお祭りキャラで通っており、何かイベントごとがあれば前に引っ張り出されるのは決まって僕でした。

それだけに、これまでの自分と、この社会不安障害という病気に罹ってからの自分とのセルフイメージのギャップにひどく悩まされることになったのです。

社会不安障害で就職活動につまずく

最初の発作以来、人前に立つことや人目にさらされることを病的に避けるようになっていた僕にとって、大学を卒業して社会に出る(=企業に勤める)ということは恐怖の対象でしかありませんでした。

会社では、大学生活とは比較にならないくらい人前に立たなければならない機会が増えるであろうことは明白でしたし、何よりも就職活動をすることが苦痛で仕方ありませんでした。

SPIなどのペーパー試験はまだいいのです(それですら多くの学生と一緒に試験を受けるのは結構きつかったのですが…)。問題は面接でした。企業の人間と一対一で、あるいは集団面接の場で何か発言をしなければならない、ということが本当に恐ろしかったのです。

予期不安は頂点に達し、まだ決まってすらいない面接の場を想像しては毎晩眠れずに過ごしました。

とにかく常に不安で緊張しており、動悸が激しくて耳の中が激しく脈打ち、なかなか寝付くことができませんでした。
*酔っ払うとよく自分の脈の音がうるさい時がありますよね。要はあれです。

なお、余談ですがその頃の僕はたまた安静時の脈拍が1分あたり100回を超えていて、健康診断の際に医者から甲状腺の病気を疑われました。でも精密検査を受けても特に異常は発見されませんでした。

一応は精密検査を受けたものの、僕は自分がそういう内科的な病気ではないことを確信していました。というのも、僕は病院の検査を受けるだけでものすごく緊張し、激しい動悸を感じていたからです。

そりゃあ脈も早くなります。分かりきったことでした。

そしてたかが定期健診ですらそんな有様な僕です。就職活動どころではありませんでした。

社会不安障害とともに過ごした孤独な派遣時代

結局僕は新卒での就職を諦めました。

幸いにも僕の両親はそんなにうるさい人間ではなかったので、何とかごまかすこともできました。

とはいえ、仕送りは卒業と同時にストップしてしまうので、何とかお金を稼がなければ生活をしていけません。僕は求人サイトや求人誌を読み漁って、なるべく人と関わらない仕事を探しました。

探せば結構あるもので、派遣会社に登録し、倉庫でのラベル張りや荷物の運搬、広告やチラシのポスティングなど…そういった仕事で何とか生活だけは出来ていました。

でも大学の仲間がそれなりの企業に就職して充実した日々を送っているという話を耳にする度、僕の自尊心はずたずたにされました。

自然と友達同士の飲み会からも足が遠ざかり、電話やメールをもらっても返事はしませんでした。

そして当たり前ですがそのうち全く誘われなくなりました。

僕は誰とも会いたくなくて、そのくせひどい孤独感を感じていました。

今思えば誰かに相談するなりSOSを発せればよかった、と心から思います。親友と呼べる友達がいないわけじゃなかったし、両親だって健在でした。

でも若くて愚かでプライドだけが高かった当時の僕にとって、それだけはどうしてもできなかったです。

とにかくそんな惨めな気分を常に感じつつ、各地の工場や倉庫を転々として、終日ほとんど誰ともしゃべらずに孤独な作業を毎日行って暮らしていました。

初めて心療内科を受診 社会不安障害と診断される

そんな生活を数年間続けたのですが、さすがにもうその頃には「自分が普通の状態ではない」ということを痛いほど感じるようになり、ようやくそのことを認めることができました。

何よりもその時の生活から抜け出したくてたまらなかったのです。

そしてネットでいろいろ検索しているうちに、この社会不安障害(SAD)という病気のことを知り、そこに書かれていた症状が驚くほど自分と一致していることに衝撃を受け、心療内科を受診をすることに決めました。

早速家から数駅のところにある心療内科のHPをみると、たまたまそこが社会不安障害に特化しているようだったので、藁にもすがるような思いで電話をかけ、予約を取って受診をしました。

そして問診の結果、案の定、社会不安障害と診断されました。

パキシルとソラナックスを処方される

早速治療が始まり、まずはパキシルという抗うつ剤と、ソラナックスという頓服用の抗不安薬を処方されました。

この辺りのことやパキシルやソラナックスという薬については下記の記事でも書いていますので割愛します。

■関連記事
パキシルの副作用や「シャンビリ」と呼ばれる離脱症状について
パキシルと同時に頓服として処方された抗不安薬・ソラナックス

今は知りませんが、事前にネット上でこのパキシルとソラナックスという薬の組み合わせが、社会不安障害の治療の定番であることを知っていたこともあり、医師の指導に従って素直に服用しました。

正直パキシルについては効いているのかいないのかは分かりませんでしたが、ソラナックスは恒常的に感じていた不安をかなり軽減させてくれて助かりました。

でも心療内科に行って何より一番良かったことは、専門化から診断を下されることによって「自分が社会不安障害という病気である」という事実を知れたことでした。

妙な話かもしれませんが、自分が病気であると自覚することは、それだけに救いになるのです。

そしてこれは僕だけではなく、結構多くの人が感じるようです。

さらに、この社会不安障害という病気は決して特別なものではないし、多くの人が一生のうちに一度は罹患する病気である、という事実も僕を勇気付けました。

自分だけが特別おかしいわけじゃない、それを知ることができただけでも病院に行った価値があったと思っています。

社会不安障害の治療と並行しつつ、就職活動を再開

2週間に1回の通院をしながら、僕は改めて就職活動を始めました。

いい加減、それまでの生活にはうんざりしていたし、病院に行ったことで精神的にもだいぶ楽になっていました。

就職難、と呼ばれていた年でしたが、いろいろと幸運もあって2社目で内定をもらえました。

緊張で面接の際に出されたお茶を持つ手は震えてしまいましたが、事前に服用していたソラナックスの力もあり、少なくとも落ち着いて話すことができました。

なお、これは迷ったのですが、面接時に自分が社会不安障害である、ということは伝えませんでした。

でもこれは完全に正解だったと思います。

何年か後に新人の採用に関わることも出てきたのですが、少なくとも僕の会社では、非常に残念なことながら、社会不安障害に限らず(というか多くの人はいまだにこの病気のことを知りません)、メンタル関係の問題を抱えていない、というのが採用時の最低条件だと思われています。

今でこそそれなりの立場につくことができましたが、あの時にもし自分が病気であることをカミングアウトしていたら一体どうなっていたかは分かりません。

現在病気で苦しんでいる方には厳しいかもしれませんが、どこの会社でもだいたいこんな感じだと想像しますし、残念ながら多分それが現実だと思います。

朝礼での自己紹介と電話応対に苦しむも、ソラナックスでなんとか乗り切る

さて、運よく新卒でもない自分が無事に就職できたわけですが、もちろんそれだけで全てが上手くいくわけではありません。

というか、事前に予想して通りでしたが、入ってからがいろいろと大変でした。

まず何といっても、僕が苦手な人前での自己紹介。

確か出社初日が月曜日だったのですが、毎週月曜日は社員全員揃っての朝礼を行うことになっているらしく、その直前に上長より、その場でみんなに自己紹介をするように、と伝えられました。

ただでさえ出社初日ということで緊張していた僕は、既に家を出る前にソラナックス0.4mgを一錠飲んでいたものの、その話を聞いてから慌ててもう一錠を口の中に放り込み、舌の裏側で溶かしました。

これは事前にネットで知識を仕入れていた、「舌下投与」という方法で、口腔粘膜より薬を吸収することで、普通に服用した時よりも薬効を早くするという薬の飲み方です。

これの効果もあってか、多少の動悸や震えはありましたが、少なくとも「人並み」の緊張度合いで無事に挨拶をこなすことができました。

後はなんといっても電話応対です。

これも以前別の記事に書きましたが、電話が鳴る度に緊張してしまい、受話器を持つ手がブルブルと震えてしまうため、受話器が壊れるんじゃないかというくらい、思いっきり強く握り締めて出ていました。

また、客先での名刺交換の際にも手が震えてしまい、散々恥を書きました。

仕事自体はわりと早い段階で慣れてきたのですが、やはりどうしても人と関わる場面では緊張してしまい、動悸や手の震えといった症状は、ソラナックスを飲んでいくら回数を重ねてみても、なかなか改善しませんでした。

人生を変えたインデラルとの出会い

そんな時、ネットで知ったのがインデラルという薬です。

高血圧の薬、ということでやはり最初は少し怖かったのですが、かなり歴史のある古い薬だということと、2chやオオサカ堂などの体験談を読む限り、僕が一番苦しんでいる、意思とは無関係な緊張時の動悸や手の震えといった症状に絶大の効果を持っているようなので、思い切って主治医に試させて欲しい、と自らお願いをしてみました。

インデラルをなかなか処方してくれないという医者が多いとの噂をネットで読んでいたのですが、僕の主治医はわりと軽い感じで緊張時の頓服に、ということで処方してくれました。

そして恐るおそる飲んでみたのですが、その効果には驚くべきものがありました。

いくら心が緊張しても手は震えないし、動悸もしないのです。また、ソラナックスなどのベンゾジアゼピン系の薬と違って、体のだるさや眠気といった副作用も特にありませんでした。

インデラルを試してみたいと思った直接のきっかけは、大勢の前で発表をしなければならなかったからなのですが、それも無事に、というか少なくとも自分の中ではかなり良い感じで終えることができました。

これまで人前で発表やプレゼンをする際には、その話や発表の内容以前に、

「震えたらどうしよう」

という恐怖ばかりにとらわれていたのですが、インデラルを服用し、何度かそういう場面をこなすうちに、どんなに緊張したとしても少なくとも動悸や震えが起こらない、ということに確信を持てるようになりました。

そうなると、プレゼン内容それ自体に力を注ぐことができるようになり、社内外の評価も自然と高まっていくことになりました。

まさか自分が営業をできるなんて思わなかった

そして現在、僕はチームの中でも営業を中心とした業務についています。

毎日のようにクライアントと打ち合わせがありますし、こちらは僕一人で、先方は10人くらい出席する、ということもしばしばです。

今ではソラナックスも飲まず(パキシルはかなり前に断薬しました)、インデラルも余程の時じゃないと飲みません。

とはいえ、さすがに数百人規模のイベントの司会を任された時には飲みましたし、その日の調子によっては今でも全く飲まないとは言いません。

でもあんなに出ることが怖かった電話も、多い時には自分宛てに10件以上かかってくるし、社内の会議もしょっちゅうであるにもかからず、それくらいであればインデラルに頼らずとも余裕でこなせています。

とにかく、まだ来ぬ未来に対しての予期不安が消えたことが大きいです。というかそれに尽きます。

例えば数ヵ月後にも、比較的大きな案件のコンペが控えており、そこではおそらく僕がプレゼンをしなければならないのですが、それに対しての不安感は全くありません。

正確に言えば、もちろんコンペに通らなかったどうしようとか、通ったとして本当に今の体制で運用できるのか、などといった不安はあります。

でも、「プレゼンをする」ということ自体にについての恐怖感は全くないのです。そしてこれは以前の僕では全く考えられないことでした。

この点について、インデラルは僕にとって決定的な役割を果たしています。

どんなに本番前に不安になったとしても、インデラルを飲めば大丈夫、という絶対的安心感があるのです。

以前の僕であれば、緊張して頭が真っ白になったらどうしよう、マイクを持つ手が震えたらどうしようとか、そういうことばかりを気にしていたのですが、今では企画内容そのものに自分のリソースを集中出来るようになりました。

これをインデラルに対する精神的な依存、と言ってしまえばそうなのかもしれませんし、実際それは否定しません。

でももしあのまま病院に行かず、ソラナックスともインデラルとも出会わなければ、きっと今でも、どこかの倉庫や工場で黙々と孤独に作業をしていたでしょう。

もちろんそういう生き方もあり得るでしょうし、一概に否定などしません。それに本当は嫌だけど他に選択肢がない、という方もいるでしょう。でも僕はその当時、まだ若くてちょっとばかしの野心を持っていたので、単純にそんな生活から抜け出したかったのです。

現在僕は、自分がやっとスタートラインに立てた、と日々感じているところです。

現在社会不安障害に苦しんでいる方へ

思いがけずだらだらと長い文章となってしまいましたが、わざわざこんな駄文を読んで頂いたあなたは、もしかすると現在僕と同じように社会不安障害の症状に苦しんでいるのかもしれません。

今、社会不安障害の患者数は300万人以上いるとも言われています。

300万人と言えば相当な数です。まずあなたは別に特別でも異常でもない、ということを認識してください。

もしもあなたが健康で、喘息や血圧に問題を抱えていないようであれば、インデラルを個人輸入で購入する、というのも一つの手段ですが、僕としてはやはりまず一度は心療内科に足を運んでみて、専門家に見てもらうことをお勧めします。

>>緊張やあがり症(上がり症)、手の震えに効果のあるインデラル(Inderal)の詳細やレビューはこちらから<<

注意:インデラルは法改正により購入することできなくなりました。代わりに、メインテートコンコールという薬で代用されている方が多いようです

あがり症対策としてメインテート(コンコール)はインデラルの代わりになるのか

【追記】*ここ数ヶ月間はメインテート、コンコール共にインデラルの規制による人気沸騰のためか、入荷されてはすぐに在庫が切れる、ということを繰り返しています。

なお、オオサカ堂さんで売り切れの場合でも、同じく老舗大手の「くすりエクスプレスさん」「ベストケンコー」さんには在庫がある場合があります。

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ビセレクト10mg(メインテートジェネリック)2シートセット

そしてそれは可能な限り早い方がよいです。もちろん病院に行ったからといってすぐによくなるような病気ではないですし、ネット上でいろいろな書き込みを読む限りは、むしろ僕のようなケースはかなり上手くいった方だと思います。

それでも、まず自分が病気である、ということを客観的に判断・診断をしてもらう、ということは長い目でみれば大切なことです。

それに、この社会不安障害という病気は、うつ病のように一般化していない分、なかなか周囲の理解が得にくい病気ですし、何よりその症状が、かつての僕のように人間を徐々に孤独に向かわせてしまう、という性質を持っています。

病院で医師なりカウンセラーに話をしてみて、自分がどんなにこれまで辛かったのかを聞いてもらうだけでも本当に楽になります。少なくとも僕の場合はそうでした。

僕自身も完全に治癒した、とは未だに断言することはできませんが、それでも何とかかんとか人並みには社会の中で生活ができています。

だからきっとあなたも大丈夫です。諦めずにどうか頑張ってください。

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社会不安障害の人に向いている仕事

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